著者サイン入り『ビジ本』を販売します。秋分の日に。
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yujiさんのサイン入り『ビジネス×星(以下ビジ本)』を再び販売します。
限定数・先着順で、なくなり次第終了となります。
9月23日(祝)10時〜、秋分の日の販売スタートです。
「なんで今?」と思う方がいらっしゃることでしょう。
私たちだってそう思くくらいですから……。
秋分といえば先祖を敬う日です。太陽が真東から昇り、真西に沈むこの日は「あの世」が最も近づく日だとされます。また米の収穫期でもありますから、豊穣を先祖や神に報告し、感謝を伝えるという側面もあります。そんな秋分ーー
「占星術のノウハウをビジネスに活用して欲しい」と願ってこの世に生まれた『ビジ本』ですから、改めて豊穣の秋にたくさんの人にご愛読いただいたことを感謝しつつ、もしまだ手にとっていない方、サイン本が欲しいという方がいらっしゃればお届けしたいという訳なんです。
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と言うのは建前。
本当は、とある目的でサイン本を少量手元に残しておいたのです。その目的とは「書店流通」。「全国の書店でも『ビジ本』をお求めいただけるようにしたい!」という願いを私たちはもっていました。いや、今でももち続けてはいるんです。そのためにサイン本を残しておくとはどういうことなのか、話は遡ることこの本が誕生する少し前、今年の4月頃になります。
2026年4月某日、『ビジ本』の制作も佳境に差し掛かっていました。デザインの細かい仕様も決まり、印刷会社への発注も済んだあたりの話。私たちは、ある一つの大きな決断をしました。それは……
「ビジ本にはカバーをつけない」
ということ。
書店で売られている本の9割はカバーがついています。おそらく多くの人にとっては表紙だと思っているもの。書籍本体とは別で、書籍をぐるっと裏から表にかけて覆っているようなカラー印刷のあの紙のこと。あれは本来表紙ではなくカバーと呼ばれるものです。

それが大きな決断!? と驚かれるかもしれませんが、これは書籍流通にとっては大きな決断なんです。なんでかって? それは書店に並ぶ可能性が低くなるということを意味するからなんです。
出版社から出版される本のほとんどは取次(とりつぎ)と呼ばれる、問屋さんを介して全国の書店に並びます。出版社と書店が直接の取引で商品を売り買いすることは少なく、出版社→取次→書店と本は運ばれていきます。さらに特徴的なのは、そのほとんどが委託販売だということ。書けば売れることがわかっているような超人気作家の新刊なら話は別ですが、書店は本が売れなければ出版社へ返品をするのです。出版不況と呼ばれる昨今ですら、1日平均200冊にも及ぶ新刊が発表され続けていると言います。書店の限りある棚に「売れない本」をいつまでも並べるわけにはいかないのです。ですが、買取による商品であれば、書店は売り切れるまで新商品(新刊)を仕入れることができません。取次を介した委託販売というシステムは、作り手と売り手のニーズがマッチした形だったのだろうと思います。
返品された本も即座に廃棄されるわけではありません。店頭陳列されている間や運搬によって汚れたカバーを付け直して、また別の書店へと旅立つわけなんです。カバーは本当に汚れやダメージを防ぐためのカバーとしての役割があるんです。一昔前は出版社の若い社員がカバーを付け替える作業をやっていたなんて聞いたことありますけど、最近はどうなんでしょう?
カバーをつけないという選択が書店流通へのハードルを上げるというのは、こうした背景があるからなのです。別に「カバーのない本っておしゃれじゃない?」というノリで決断をしわたけではありません。
また、本を商品として捉えると見えてくる、もう一つの側面は「利益が少ない」ということです。想像してみてください。1冊2,000円の本ができるまでに、どれほとの人や物が関わっていることか。著者、編集者、校閲担当、デザインや装丁担当、販売や営業、広報などの出版社の社員数名、印刷会社、運送会社、取次、書店、著者が疲れたときに癒してくれる愛犬に……。あれ? 2,000円じゃこれだけの人たちと1匹の食費を賄えそうにはありません。
運送費だけでもなかなかのもんです。本の輸送は、印刷会社(工場)から出版社の倉庫、倉庫から取次、取次から書店、と最低でも3回はかかることになります。自分で荷物を送る時のことを思い出してみてください。仮に東京から大阪まで、コンビニから小さな荷物を配送するとします。それを3回。それだけも2,000円を超えてしまいそうです。
つまり、たかがカバーといえど、印刷費を少しでも抑えるということは、本を作る意味性を高めることにつながるのです。本には情報としての側面と商品としての側面があるのですから。
利益の面だけではなく、どのみち書店流通が狭く厳しい門だということはわかっていました。余談ですが、本をめぐる受発注のやり取りって、現在でもFAXが中心だそうで、FAXがない時点で話にならないのだとかナントカ…。私たち、FAXどころか、固定電話すら持ってませんから。
そんなわけで自社でECサイトを立ち上げ、大手ネット通販などに比べるとユーザーの皆様には多くのご不便をおかけしつつも、どうにかこうにか「ビジ本」は初版完売、重版にまでこぎつけたわけです。皆様、この場を借りて改めてお礼申し上げます。
自社ECサイトでの販売のみだからこそできたこともあります。初版と第二版で表紙の色が違うんです。書店流通をしていたら、せっかく覚えてもらった表紙を自ら変えるなんてことは、そうそうできやしません(私たちならしてたかもしれないけど……)。
だからと言って、書店流通を諦めたわけではありません。本に関わる人に、本が嫌いな人はいません。だって多くは儲からないのに、やるくらいなんですから。私たちも例外なく本を程よく愛し、書店にもそこそこ足を運ぶ面々です。そして好きな書店、心地よい書店、セレクトがハマる書店などをそれぞれがもっているくらいではあります。
だから、きっと、直接連絡をすれば、取次を介さずに取引をしていただける書店さんが現れるに違いないと信じ切って、全国あちらこちら、自分たちの好きな書店、勝手ながらシンパシーを感じる書店、その中でも出版社向けに新規取引のご案内を出されている書店さんへ個別にご連絡を差し上げました。数えたわけではありませんから詳細不明ですが、100件もないでしょうけど、数件ってこともありません。おそらく数十店舗。
多忙な時代ですから飛び込み営業はご迷惑です。急な電話すら営業の妨げになります。書店さんによっては、店頭をお一人で切り盛りしているというケースも少なくありません。ですから、メールをお送りしました。もちろん手ぶらというわけにはいきませんから、「著者によるサイン本をご用意しています」という手土産とともに。このための伝家の宝刀のごとく、切り札としてサイン本を残しておきました。
気になる結果ですが、お返事をいただけた書店さんはゼロだったのです。
待てど暮らせどお返事はきません。相手の立場に立てば、営業なんて「欲しいと言ったわけでもないのに、買ってくれ」というお願いの連絡なわけですから、そう簡単にお返事をいただけるとは、そもそも思っていなかったものの、ゼロというのは想定外のダメージをくらいました。ちょっと世間知らずだったとも言えます。だって、人気作家の本ですよ? 初版はわずか2週間で売り切れですよ? しかもサイン本! とか考えていたのですが、全部自分たちの都合であって、書店さんの都合を考えていなかったせいかもしれません。書店さんにもそれぞれに当然ポリシーやコンセプトがあるわけです。日々の業務が忙しいと、サイン本に関する電話やメールでのお問い合わせにじつは現場が苦労する場合もあるという話も最近、耳にしました。あ、お返事がなかったということに一切の恨みもつらみもありませんので念の為。むしろご迷惑をおかけしたという思いしかありません。勉強させていただきました。
というわけで、宙ぶらりんになったサイン本がここに誕生したわけです。でも、ある人にとっては必要なくとも、誰かにとっては喉から手が出るほど欲しいってことありますよね。サイン本なんて、その最たるものの一つかもしれません。本と著者のサインってとっても相性がいいと思います。著者のバイブスの塊である本と、バイブスそのものが乗る自筆の筆跡なわけですから。どうぞyujiさんのバイブスを思う存分感じていただきたいと思います。
これに合わせて、OMAMORIステッカーなるものも販売をスタートします。『ビジ本』と同じデザインのステッカーの他、神聖幾何学や五芒星をモチーフにしたお守りです。関東圏の歴史ある神社にてご祈祷をしていただきました。まさに障壁を払い、心願を成就するためのサポートアイテムです。併せてご活用ください。

最後になりますが、このサイン本の使用方法など一切の決断は出版社であるDIMENSION社が行ったものであり、著者の意図ではありません。また、書店での販売は機会をいただければ、ぜひチャレンジてみたいと考えています! 直取・買取のみという条件でも宜しければ書店の皆様、お問い合わせいただけますと嬉しい限りです。スタッフ一同、諸手をあげて喜びます。
以上がこのタイミングでサイン本が登場する、事の次第と顛末でした。
とは言っても、この本を手に取った皆様の毎日、ビジネスが成功に向かうことを願っていることは本心です。改めて皆様の成功を心よりお祈り申し上げます。